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洗濯機
パナソニックのドラム式洗濯機で乾燥フィルターにホコリが溜まらない!?原因と対策は?
乾燥フィルターに埃が溜まらない!?
通常、ドラム式洗濯機で乾燥機能を使い続けていると乾燥フィルターには衣服の埃が溜まります。


しかし乾燥機能を使い続けていても乾燥フィルターに埃が溜まらなくなる場合があります。原因は一体なんでしょうか?
乾燥フィルターに埃が溜まらなくなる原因
原因はドラム式洗濯機の内部構造にあります。


パナソニックのヒートポンプ式のドラム式洗濯機で乾燥する際には、ドラムの奥にある排出口と呼ばれる部分から乾燥のための温かい風が出て、右上の戻り口に風が抜けて衣服を乾燥させる構造になっています。
洗濯機と戻り口を繋ぐ部分にはゴムダクトと呼ばれる部品がありますが、長年利用したドラム式洗濯機のゴムダクトを見てみると、、、

このように埃が詰まってしまっており、風の通り道が狭くなってしまっています。
またこちらは上記のダクトと回転するドラムの間の部分ですが

通り道が完全に詰まってしまうほど埃が溜まってしまっています。
このような状態ですと、通常時は衣服からとれた埃は乾燥フィルターまで届かず、途中の通り道で詰まってしまうことになります。
これが乾燥フィルターに埃が溜まらなくなってしまう原因です。
乾燥フィルターに埃が溜まらない状態を放置していると問題はあるのか?
結論から言えば問題はあります。
乾燥経路に埃が詰まった状態がこのまま進行すると、最終的には洗濯機内を適切に温かい風が回らなくなるため、乾燥機能を利用しても「乾燥に時間がかかる」「湿っている」などの問題が起きる可能性が高くなります。
対策はあるの?
2つの方法があります。
①ブラシを使ってお掃除
乾燥フィルターを取り外して見える範囲で、パイプブラシなどを使って埃を落とす方法です。

普段のお手入れの合間にできる方法ですが、ブラシが届く範囲には限界がありますので根本的な解決にはなりません。
②分解して清掃
自分で、または専門業者に依頼して分解してクリーニングをする方法です。
乾燥フィルターから見える範囲だけでなく、乾燥経路すべてを掃除できるため乾燥機能の復活も期待できます。

まとめ
いかがでしたでしょうか?
乾燥フィルターに埃が溜まらないと「最近手入れしなくて楽!」と思ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、洗濯機の内部の見えないところにはしっかり埃が溜まってしまっていますので、やはりお手入れは必須ですね。
逆に乾燥フィルターにホコリが溜まらなくなってきたら、分解清掃が必要になった時期というサインで考えてみるのもいいかもしれません。
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