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ナナチカブログ
洗濯機
東芝のドラム式洗濯機【ZABOON】が乾かない原因
導入
乾燥フィルターを掃除したのに…
ドラム式洗濯機が【乾かない!】なんて方は多いのではないでしょうか?
こちらではプロの目線でドラム式洗濯機の乾きが悪くなる原因を解説していきます。
今回、紹介する機種はこちら!
こちらは2019年に発売された、洗濯容量11kg、乾燥容量7kgのヒートポンプ式乾燥を採用したドラム式洗濯機になります。
使用年数は3年弱となりまして、ご家族4人でほぼ毎日洗濯から乾燥までお使いとのことでした。
普段の乾燥フィルターや排水フィルターのお手入れはしっかりされていたようで、外観では特に汚れは見受けられませんでしたが、乾燥が終了しても洗濯物が濡れているといった状態になっていました。
洗濯機内部の汚れをみてみましょう。
1. ドラム(洗濯槽)カバー
こちらは洗濯機内部への給水や脱水を行う為のパーツです。
回転しているドラムを覆うように取り付けられており、乾燥時に衣類の繊維や埃が内側にへばりつくことで、このように汚れてしまいます。
特に写真の右側、乾燥フィルターに近いほど汚れが酷くなっています。
また東芝のドラムカバーは凹凸が多く、埃が入り込む箇所が、他メーカーに比べて多いのも特徴のひとつです。
乾燥機能を使う限りどうしても汚れが溜まってしまうので、現状では中々対策がしづらい箇所になります。
2. 洗濯槽内部
洗濯槽の内部には水垢や洗剤・柔軟剤の残りカスが付着します。
こちらは乾燥能力にはそこまで影響はないと思いますが、乾燥能力が低下することで、洗濯槽内部に湿気が残り、柔軟剤の残りカスなどをエサにして雑菌やカビが繁殖してしまいます。
洗濯機や洗濯物が臭うという方は、内部に汚れが蓄積している可能性が高いです。
対策としてはこまめな洗濯槽クリーナーでの洗浄や、どうしようもない場合は業者へ分解クリーニングを依頼されるのが良いかと思います。
3. ヒートポンプ(乾燥ユニット)
こちらはヒートポンプといい、温風を作ったり、衣類の湿気を取り除く役割をしています。
エアコンをイメージしていただくとわかりやすいかもしれませんね。
東芝のヒートポンプは、鮮やかな青色のアルミフィン(写真右側)が特徴的なんですけれども、ご覧の通り、乾燥フィルターで防ぎきれなかった埃が付着し、黒っぽくなっているのがわかるかと思います。
奥側の青く見えている箇所が本来のアルミフィンの色ですね。 ここまで汚れていると、乾燥時の除湿がうまく機能せず、湿気が温風と一緒に洗濯機の中に戻り循環してしまうことで、乾燥能力の低下に繋がっていたものと思われます。
清掃後
まとめ
はい、いかがでしたでしょうか?
今回は東芝のドラム式洗濯機の乾きが悪くなる原因を紹介させて頂きました。
3箇所紹介させて頂きましたが、乾燥能力に最も直結する部分は、3番目の「ヒートポンプ」の汚れになります。
東芝のドラム式洗濯機をお使いの方で、乾燥フィルターを掃除しても【乾燥エラー】が発生してしまうようであれば、このヒートポンプが汚れている可能性が高いです。
ちなみにメーカーにヒートポンプの交換修理を依頼するとなると、費用としてはおおよそ6〜7万円かかります。
非常に奥まった箇所に設置されており、分解するにしてもかなり時間がかかってしまうため、費用が高額になってしまうのかもしれませんね…
You Tubeでも作業の様子を公開しておりますので、
是非こちらもご覧になってみてください!
いろいろ試したけどドラム式洗濯機が乾かない・・・
そんな時は是非下記までご相談ください!
★ドラム式洗濯機分解清掃お申し込みサイト★
https://nanachica.co.jp/cleanservice/index.html
★事前相談は公式ラインよりお問い合わせください★
https://line.me/R/ti/p/@036xcwep