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シャープES-W114 乾燥しない・洗濯機の下が濡れる原因はヒートポンプの目詰まり|分解清掃とドレンポンプ交換

シャープ 乾燥しない・下が濡れる原因

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メーカー 型番
シャープ ES-W114(約4年使用)
症状
追加で乾燥しないと衣類が乾かない。洗濯機の下が濡れる
作業内容
ダクトの埃除去、ヒートポンプを取り外してのヒートポンプ・ケースの洗浄、ドレンポンプの新品交換
成果
乾燥不良と水濡れの原因だった埃・ヘドロ・排水不良を解消し、C33エラーの予防にもつながる状態に

今回は、約4年ご使用のシャープ製ドラム式洗濯乾燥機「ES-W114」の分解清掃・修理事例をご紹介します。お客様のお悩みは、「一度の乾燥では乾かず、追加で乾燥しないと乾かない」「洗濯機の下が濡れている」という2つの症状でした。

シャープのドラム式洗濯乾燥機ES-W114の操作パネル

まずはダクトの埃詰まり

分解して乾燥経路を確認すると、ダクトにも埃がしっかり詰まっていました。乾燥フィルターを掃除していても、フィルターをすり抜けた細かな埃は少しずつ奥に溜まっていきます。ダクトが詰まると温風や湿気の通り道が狭くなり、乾燥に時間がかかる原因になります。

乾燥ダクト内に詰まった埃
取り外したダクトカバーにびっしり詰まった埃

ヒートポンプにも埃の目詰まり

ヒートポンプにも、埃による目詰まりが出ていました。ヒートポンプは、乾燥時に温風を作ったり、湿った空気を除湿したりする重要な部品です。ここが埃で塞がれると、除湿の効率が落ちて「追加で乾燥しないと乾かない」という状態になります。

埃で目詰まりしたヒートポンプのフィン
洗浄後のヒートポンプ

洗濯機の下が濡れていた原因は「水抜きの穴」

ヒートポンプのケースには、除湿した水が溜まります。この水が溜まり続けると機械が水没してしまうため、ケースには水抜きの穴が空いています。

ヒートポンプ下部の水抜き穴(奥に配線が見える)
ヒートポンプケースに空いている水抜き穴

洗濯機の下側が濡れていたのは、この水抜きの穴から水があふれていたことが原因です。水が排水しきれず溜まっていたため、乾燥のたびに非常口である水抜き穴から外へ流れ出ていたと考えられます。

ケースの中にはヘドロが発生していました

ヒートポンプのケース部分にも、ヘドロ状の汚れが発生していました。水が溜まりやすい場所に埃が混ざることで、こうしたヘドロができてしまいます。そこで、ヒートポンプを取り外して、ケース部分も洗浄しました。

ヒートポンプケース内に溜まったヘドロ状の汚れ
洗浄後のヒートポンプケース
洗浄後のヒートポンプケース内部

シャープのヒートポンプは錆に注意

シャープのヒートポンプは錆が発生しやすく、錆からガス漏れが起きることが多いです。今回も、ヒートポンプには錆が出ていました。水が溜まりやすい状態が続くと、錆の進行も早まります。

錆が発生しているシャープのヒートポンプ

排水ポンプも新品に交換しました

ヒートポンプが除湿した水を排水するポンプの性能も低下していたため、新品のポンプに交換しました。このまま放置すると、いずれC33エラーが発生して乾燥が使えなくなってしまいます。

交換したドレンポンプ

乾燥の効きが悪くなってきたら早めの点検を

「追加で乾燥しないと乾かない」「洗濯機の下が濡れている」という症状は、ダクトやヒートポンプの目詰まり、排水不良が重なって起きているサインです。C33エラーが出る前に、分解清掃とポンプの点検をおすすめします。

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