作業事例洗濯機

縦型洗濯機のフタは開けるべき?閉めるべき?ゴキブリ被害の分解清掃から分かったこと

フタは開ける?閉める?ゴキブリ被害に注意

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メーカー 型番
アイリスオーヤマ TWY-60B1
症状
洗濯物にゴキブリの死骸が付着していた(使用期間は約半年)
作業内容
洗濯機を分解し、洗濯槽を取り外して洗濯槽の裏側まで洗浄
成果
洗濯槽の裏側までリセットされ、安心して使える状態に

先日、「洗濯物にゴキブリの死骸が付いていた」というお客様から、分解清掃のご依頼をいただきました。虫が苦手な方にとっては、洗い上がりの衣類に付着していたというだけで大きなショックです。

そこで気になるのが「洗濯機のフタは開けておくべきか、閉めておくべきか」という点です。今回は、アイリスオーヤマの縦型洗濯機「TWY60B1」(使用期間は約半年)の分解清掃で分かったことをもとに解説します。

アイリスオーヤマの縦型洗濯機TWY-60B1

一般的には「開けておく」が主流です

洗濯後のフタを開けておく理由は、主に次の3つです。

  • 洗濯槽内の湿気を逃がし、カビや雑菌の繁殖を抑える
  • 嫌なニオイの発生を防ぐ
  • 洗濯槽の裏側まで乾燥させやすい

カビ対策としては、開けておく方が有利といえます。

開けておけば虫が入る?実は関係はそれほど単純ではありません

ゴキブリは、暗くて湿気があり、エサ(洗剤カスや皮脂汚れ、糸くず)がある場所を好みます。つまり、フタの開閉よりも「洗濯機の中や周りが、虫にとって居心地のいい環境になっていないか」が重要です。

また、下の写真の通り、洗濯機は外側のパネルと洗濯槽との間が空洞になっています。ここから虫が侵入する可能性も十分に考えられます。

洗濯槽を外した状態の外側パネルと外槽の間の空洞

分解清掃で見えてくる主な原因は、次のようなものです。

  • 洗濯槽の裏にたまった汚れやカビ
  • 排水ホースまわりの隙間やホコリ
  • 洗濯機の下や後ろにたまった湿気とホコリ

フタ以外にも虫が入り込む経路はあるため、フタを閉めていても侵入を完全に防ぐことはできません。

おすすめの対策

  1. 洗濯後はフタを開けて、槽内をしっかり乾燥させる
  2. 乾いたらフタを閉める。虫が気になる環境では、開けっぱなしにしない
  3. 糸くずフィルターのゴミは毎回捨てる
  4. 洗濯機の周りや排水ホースまわりを定期的に掃除する
  5. 自宅を清潔にし、ゴキブリが発生しにくい環境を作る
  6. 洗濯槽の裏の汚れは、2〜3年に一度は専門業者によるプロの分解清掃を検討する

分解清掃で洗濯槽の裏側までリセット

ご自身での掃除では、洗濯槽の裏側までは手が届きません。今回の洗濯機も、洗濯槽を取り外して裏側まで洗浄しました。

取り外した洗濯槽(内槽)の側面
分解清掃後の洗濯槽の内側
洗濯槽の裏側(底面)

まとめ

フタを開けるか閉めるかで悩む前に、「汚れとカビをためない、湿気を残さない」環境づくりが本質的な対策です。ご自身での掃除では届かない洗濯槽の裏側は、分解清掃で一度リセットすると安心です。

「洗濯物にニオイや汚れが付く」「虫が出た」など気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。

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