洗濯機

東芝 TW-Z380Lの乾燥の効きが悪いとご相談

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今回は、東京都文京区にお住まいのお客様より、東芝のドラム式洗濯機「TW-Z380L」について「乾燥の効きが悪くなった」「フィルターに埃が溜まりにくくなった」とご相談をいただいた事例をご紹介します。2012年に発売されたモデルで、使用期間はすでに10年以上。発売から時間が経ち、メーカーに部品在庫も残っていない機種のため保証をおつけすることはできませんが、できる限り丁寧に作業させていただきました。

メーカー 型番
東芝 TW-Z380L(2012年発売)
症状
乾燥の効きが悪く、フィルターに埃が溜まりにくくなった(使用期間10年以上)
作業内容
洗濯槽・ヒートポンプ(熱交換器)・ドラムカバー・送風ファンの分解清掃
成果
蓄積した埃を除去し、乾燥機能が回復

今では見かけなくなった丸いドアボタン

作業に入る前、まず目を引いたのがドア部分に備わった丸いボタンでした。最近のドラム式洗濯機ではあまり見かけなくなったデザインで、2012年発売というモデルの年代を感じさせます。こうした細かい部品ひとつにも時代が表れるのは、数多くの機種を分解してきたからこそ気づけるポイントです。

ドア部分に備わった丸いボタン。最近のドラム式洗濯機ではあまり見かけなくなったデザイン

乾燥の効きが悪い原因を探り、ヒートポンプまで分解

今回は乾燥の効きが悪いとのご相談でしたので、原因を探るためヒートポンプ(熱交換器)まで分解して点検していきました。

分解して確認した東芝TW-Z380Lのヒートポンプ(熱交換器)。フィンに埃がびっしり蓄積している
ヒートポンプのフィンに蓄積した埃をアップで見た様子

フィンを見ると、埃がフェルトのように厚く層になって堆積していました。この目詰まりが風の通り道を塞ぎ、乾燥効率を落としていた大きな原因と考えられます。

ケース土台にはヘドロ汚れも

ケース土台部分にたまったヘドロ状の汚れ

ケースの土台部分には、長年の湿気と埃が混ざり合ってできたヘドロ状の汚れが溜まっていました。普段のお手入れでは目にすることのない箇所だけに、分解してみて初めて分かる汚れです。

この年代ならではの黒い送風ファン

この年式特有の黒いケースと細かい羽根が特徴の送風ファン

2012年発売の本機は、送風ファンのケースが黒く、羽根の形状も現行機種に比べて細かいのが特徴です。年式によって内部部品の作りが変わっていくのも、数多くの機種を分解してきたからこそ分かる面白いポイントのひとつです。

ドラムカバーは埃びっしり、ドラム槽は石鹸カスのみ

作業前の写真を一部撮り忘れてしまったのですが、ドラムカバーの内側には埃がびっしりと付着していました。

ドラムカバー内側のフェルト状フィルターに埃がびっしり付着した状態
ドラム槽内部。黒カビはほとんど見られないが石鹸カスによる汚れがある

一方でドラム槽自体は、石鹸カスによる汚れはあったものの、黒カビはほとんど見受けられませんでした。同じ洗濯機でも、埃が溜まりやすい箇所とそうでない箇所がはっきり分かれるのも、分解清掃ならではの発見です。

分解清掃後、乾燥機能が回復

分解清掃後、埃を取り除きキレイになったヒートポンプのフィン
分解清掃後のドラムカバー内側。埃が取り除かれた状態

ヒートポンプとドラムカバーに溜まっていた埃を一つひとつ丁寧に取り除いて組み立て直したことで、風の通り道が戻り、乾燥機能も回復しました。

古い洗濯機でも、まずは一度ご相談ください

発売から10年以上が経過し、メーカーに部品在庫がない機種であっても、今回のように分解清掃によって乾燥不良などの症状が改善するケースは少なくありません。保証こそおつけできませんが、作業前には対応できる範囲を丁寧にご説明したうえで進めさせていただきます。「古い洗濯機だから」と買い替えを決める前に、ぜひ一度ナナチカクリーンサービスまでご相談ください。

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