エアコン

業務用エアコンのA3エラーで停止|飲食店のドレンポンプを清掃して復旧

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メーカー 型番
ダイキン FHCP140EM
症状
飲食店の天井埋込形エアコン2台が停止し、A3エラーが発生
作業内容
2台の排水経路を点検し、水が溜まっていた機体のドレンポンプを分解清掃
成果
ポンプ内部の汚れを除去し、部品交換をせずに排水不良を改善

毎年定期的にエアコン清掃をご依頼いただいている飲食店から、業務用の天井埋込形エアコンがA3エラーで停止したとご連絡をいただきました。機種はダイキンの「FHCP140EM」。冷房を使うのは例年4月から11月頃までで、前回の分解清掃からまだ約4か月でした。複数台あるうち、今回は2台が停止していました。

停止した2台を順番に点検

まず、オーケー器材のドレンポンプキット「K-DU202K」が付いている1台を分解しました。写真1〜3は、このキットの本体と設置状態、内部を確認した際の様子です。見える範囲に詰まりは見当たりませんでした。

最初に点検したオーケー器材のドレンポンプキットの外装
写真1:最初に点検した、オーケー器材のドレンポンプキット。
天井裏に設置されたドレンポンプキット
写真2:天井裏に設置されたドレンポンプキットの状態。
カバーを開けて確認したドレンポンプキット内部
写真3:キットのカバーを外して内部を確認。目立つ詰まりは見られませんでした。

続いてもう1台を分解していると、天井側から水がポタポタと落ちてきました。取り外したドレンパンを確認すると、水がなみなみと溜まっています。排水不良が起きているのはこちらの機体でした。

2台目から取り外したドレンパンと内部の状態
写真4:水が溜まっていた2台目から取り外したドレンパン。

1年前に交換したポンプの内部に汚れが蓄積

この機体のドレンポンプは約1年前に弊社で交換したものです。導通にも問題はありませんでしたが、取り外して内部を見ると、茶色い汚れが溜まっていました。重飲食店の環境から油分を含む汚れと考えられますが、成分を分析したわけではありません。ポンプが動く状態でも、この汚れによって水を十分に排出できなくなっていたと判断しました。

2台目から取り外して状態を調べたドレンポンプ
写真5:排水不良が起きていた2台目のドレンポンプ。取り外して内部を調べました。

4か月前にエアコンを分解清掃し、ドレンポンプも1年前に交換していましたが、使用環境によってはポンプ内部に汚れが蓄積し、排水できなくなることがあります。ドレンパンに水が溜まった状態が続くと、A3やAFといった排水系統のエラーが表示され、エアコンが停止する場合があります。

ドレンポンプを清掃し、部品交換なしで改善

今回は、異業種から転職してきた頼もしい新人の女性スタッフが作業を担当しました。ポンプを分解して内部の汚れを取り除いたところ、交換せずに排水不良が改善しました。前回の清掃から日が浅くても、飲食店のように油分を含む汚れが入りやすい環境では、停止した機体を一台ずつ調べ、ドレンパンとポンプ内部まで確認することが大切です。

写真6は清掃後のポンプです。内部と取り外したカバーの汚れを落としました。続く写真7は比較用の清掃前の状態で、茶色い汚れがポンプ内部とカバーに厚く付着していたことが分かります。

清掃後、内部とカバーの汚れを除去したドレンポンプ
写真6【清掃後】:ドレンポンプ内部とカバーの汚れを除去した状態。
比較用の清掃前写真。内部とカバーに茶色い汚れが蓄積したドレンポンプ
写真7【清掃前】:比較すると、ポンプ内部とカバーに茶色い汚れが蓄積していたことが分かります。

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