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多摩市のお客様より「洗濯機に水がたまらない(U14エラー)」とご相談|パナソニックNA-VX7600Rの給水弁交換

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今回は、多摩市にお住まいのお客様より、パナソニックのドラム式洗濯乾燥機「NA-VX7600R」で「水がたまらずにU14のエラーが出る」とのご相談をいただいた事例をご紹介します。洗濯物を入れてスタートしても、洗濯槽に水がたまらないままエラーで止まってしまうとのことで、洗濯自体ができずにお困りでした。

メーカー 型番
パナソニック NA-VX7600R
症状
洗いの工程で水がたまらず、U14エラーが表示されて運転が止まる
作業内容
パネル・基板を分解して給水弁にアクセスし、給水弁一式を新品に交換
成果
給水量が正常化し、U14エラーが解消。問題なく洗濯できる状態に回復

U14エラーは「給水できていない」ことを知らせるサイン

パナソニックのドラム式洗濯機に表示されるU14エラーは、設定した時間内に十分な水位まで給水できなかった場合に表示されるエラーです。給水栓が閉まっている、蛇口の水圧が弱いといった単純な原因のこともありますが、今回のように蛇口も水圧も問題がない場合は、洗濯機内部の給水経路にトラブルが起きているケースが多くあります。

訪問して試運転。洗いの給水だけが極端に弱い

現場で確認したパナソニックのドラム式洗濯機NA-VX7600R

現地に伺い、NA-VX7600Rで実際に試運転をさせていただきました。すすぎや、乾燥時にヒートポンプを洗浄するための給水ホースからはしっかりと水が出ており、水栓や水道の元栓には問題がないことを確認しました。ところが、洗いの工程だけは様子が違い、洗剤ケース内のノズルから水がちょろちょろとしか出ていません。

修理前、洗剤ケース内のノズルから水がほとんど出ていない状態

洗いの給水だけがうまくいっておらず、すすぎ用のホースは正常だったことから、給水経路を切り替えている給水弁のうち、洗い系統を受け持つ弁が不具合を起こしていると判断しました。

パネルと基板を分解し、給水弁にアクセス

上部パネルを開け、基板ユニットにアクセスした状態

NA-VX7600Rは、給水弁が本体上部の奥、制御基板の裏側に配置されている構造です。そのため、まずは上部パネルを開け、基板を保護しているカバーを取り外していきます。

給水弁にアクセスするために取り外した制御基板とハーネス

配線が密集した制御基板を、コネクターやハーネスの向きを一本ずつ確認しながら丁寧に取り外し、奥にある給水弁ユニットまでアクセスできる状態にしました。この機種は基板を経由しないと給水弁に届かない構造のため、分解の手間はかかりますが、原因を特定するには避けて通れない工程です。

給水弁を新品に交換

給水弁を取り出して確認したところ、内部の弁が固着しており、洗い系統の水路がほとんど開かなくなっていました。清掃だけでの復旧は難しいと判断し、その場で給水弁一式を新品に交換しました。

新品に交換した給水弁とメッシュフィルター

給水弁の入口にはメッシュフィルターが付いており、ここに水道水中の細かな異物が引っかかることで弁の動きが悪くなることもあります。今回はフィルター自体よりも弁本体の劣化が主な原因でしたが、あわせてフィルター周りの状態も点検し、問題がないことを確認しています。

交換前の旧給水弁(左)と交換した新品の給水弁(右)の比較

写真は左が取り外した旧給水弁、右が新しく取り付けた給水弁です。見た目には大きな違いがないように見えますが、内部のバルブ部分が固着していたことが、洗いの給水不良とU14エラーの直接の原因でした。

給水弁交換後、水がしっかり出るようになりました

修理後、洗剤ケース内のノズルから勢いよく水が出ている状態

給水弁を交換したことで、洗剤ケースのノズルからしっかりと水が出るようになり、試運転でもU14エラーが表示されることなく洗いから脱水までひと通り完了することを確認できました。基板とパネルを元通りに組み戻し、作業は完了です。

「水がたまらない」「U14エラーが出る」ときは給水弁の点検をおすすめします

ドラム式洗濯機で水がたまらない場合、まずは水栓や水圧を確認していただくのが基本ですが、それでも改善しない場合は、今回のように給水弁自体が固着・劣化している可能性があります。機種によっては給水弁にたどり着くまでにパネルや基板の分解が必要になることもあり、ご自身での対応が難しいケースも少なくありません。「洗濯機が水を吸わなくなった」「U14エラーが表示されて止まってしまう」といった症状がございましたら、無理に分解を進めず、お気軽にナナチカクリーンサービスまでご相談ください。

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