洗濯機

パナソニック Cuble(キューブル)NA-VG2400L 乾燥に時間がかかる原因はヒーターとダクトのホコリだった

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今回は、パナソニックのドラム式洗濯乾燥機「Cuble(キューブル)NA-VG2400L」の分解クリーニングにお伺いした事例をご紹介します。ご使用開始から5年、毎日乾燥機能まで使い続けてこられたとのことで、洗濯槽だけでなく乾燥まわり(ヒーター・送風ファン・ダクト)もあわせて分解清掃いたしました。

メーカー 型番
パナソニック Cuble(キューブル)NA-VG2400L
症状
乾燥に時間がかかる(使用5年・毎日乾燥まで使用)
作業内容
洗濯槽の分解清掃、乾燥ユニット(ヒーター・送風ファン)の分解清掃、乾燥ダクトの部品交換
成果
ヒーター・送風ファンの目詰まりを解消して風量が回復、劣化していたダクトを新品に交換し気密性を回復

ヒーター式乾燥の特徴と、Cubleが抱えやすい弱点

Cubleの乾燥方式は、ヒートポンプ式ではなく「ヒーター式」です。ヒーター式はカラッとした仕上がりになりやすく、本体価格も比較的抑えられているのが特徴ですが、その分、電気代が高くなりやすいという側面があります。
また、ヒートポンプ式のように機械単独で除湿を行うことができないため、発生した湿気を別の仕組みで機外に逃がす必要があります。Cubleの場合は背面のダクトから湿気を機外に排出する構造になっており、この排湿の過程で脱衣所の湿度が上がりやすいことが、よくデメリットとして挙げられます。

背面パネルを開けて、乾燥まわりを点検

背面パネルを開け、ドラムまわりの内部にアクセスした状態

今回は洗濯槽の清掃だけでなく乾燥に時間がかかるとのことでしたので、背面パネルを開けてドラムまわりの内部にアクセスし、乾燥を担うヒーターユニット一式を点検することにしました。

ヒーターと送風ファンにびっしりと付着したホコリ

取り外したヒーターユニット一式。送風ファンやダクト部品にホコリが付着している

取り外したヒーターユニットを分解してみると、ヒーター本体や、温風を洗濯槽側へ送り込む送風ファンに、綿ホコリがびっしりと付着していました。

送風ファンの羽根の隙間に絡みついた綿ホコリ

送風ファンの羽根の隙間はホコリでびっしりと目詰まりを起こしており、これが風量の低下を招き、乾燥に時間がかかっていた直接の原因になっていました。

乾燥ダクトのゴム部分に破れを発見

蛇腹状の乾燥ダクトのゴム部分に見つかった破れ

点検を進めると、背面の乾燥ダクト(蛇腹状のゴム部分)に破れが見つかりました。ここに穴が開いていると、掃除でホコリを取り除いても温風がこの破れから逃げてしまうため、乾燥機能の改善にはつながりません。

破れの原因としては、ヒーターの熱でゴムが繰り返し温められたことに加え、ドラム式洗濯機特有の振動が長期間にわたって伝わり続けたことで、ゴムが徐々に劣化して破れに至ったと考えられます。このようなケースでは清掃だけでの対応は難しいため、その場で部品交換をさせていただきました。

作業後の仕上がり

ヒーターと送風ファンのホコリを取り除き、劣化していたダクトを新品に交換したことで、風の通り道がしっかりと確保され、乾燥性能を回復することができました。洗濯槽もあわせて分解清掃していますので、洗濯・乾燥の両方を気持ちよくお使いいただけます。

毎日乾燥まで使うご家庭は、数年おきの分解清掃がおすすめです

今回のように毎日乾燥機能まで使用されるご家庭では、ヒーターや送風ファン、ダクトにホコリが蓄積するスピードも速くなります。フィルターのお手入れだけでは届かない内部のホコリ詰まりや、ゴム部品の劣化は、外側から見ただけでは気づきにくいものです。「最近、乾燥に時間がかかるようになった」「脱衣所の湿度が気になる」といった変化を感じたら、内部のホコリ詰まりや部品の劣化のサインかもしれません。分解清掃であわせて点検いたしますので、お気軽にご相談ください。

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