洗濯機
パナソニック NA-VX9600「H86」エラーで乾燥が止まる原因はヒートポンプの冷媒漏れだった
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パナソニックのドラム式洗濯機 NA-VX9600 で、乾燥運転中に【H86】というエラーが表示されて運転が止まってしまうというご相談があり、分解修理にお伺いしました。
| メーカー | 型番 |
|---|---|
| パナソニック | NA-VX9600 |
| 症状 | |
| 乾燥運転中にH86エラーが表示され停止する | |
| 作業内容 | |
| ヒートポンプ交換、ダクト清掃 | |
| 成果 | |
| H86エラー解消、乾燥運転が正常に完了 | |

今まで延べ1,000台以上、パナソニックのドラム式洗濯機の分解清掃・修理を行ってきましたが、冷媒漏れが疑わしい症状を見かけたことはあっても、実際にH86エラーが出ているドラム式洗濯機に遭遇したのは今回が初めてでした。

H86エラーの原因はヒートポンプの冷媒漏れ
試運転モードでヒートポンプの動作をチェックしたところ、コンプレッサー自体は通常通り動作しており、テスト運転中にエラーコードが再現されることはありませんでした。ただし、配管温度は確かに上がらず、正常時とは明らかに違う挙動を示していました。
配管部分には、ガス漏れが疑われる黒ずんだ箇所がいくつか見受けられ、これがH86エラー(冷媒漏れ)の原因になっていたと考えられます。

アルミフィンの潰れも風量低下の一因に
今回のヒートポンプは、お客様ご自身で何度かアルミフィンの部分をお掃除されていたとのことでした。フィンは非常に薄く繊細な作りのため、掃除の際に力が加わるとすぐに潰れてしまいます。
今回もフィンの一部が潰れてしまっており、これによって風の流れが悪くなっていたことも、乾燥効率の低下につながっていたと考えられます。


ヒートポンプ交換とダクト清掃で対応
今回はヒートポンプユニットごと交換し、あわせてダクト内に詰まっていたホコリ類も清掃しました。



作業前は乾燥フィルター部分に水たまりができてしまう症状も出ていましたが、こちらもヒートポンプ交換後は解消され、無事に乾燥運転が正常に行えるようになりました。

まとめ
今回は非常に珍しいケースで、H86(冷媒漏れ)エラーの実機に遭遇したのは長年の作業の中でも初めてでした。
アルミフィンはご自身での掃除で潰れやすい部分でもありますので、無理に触らず、気になる症状がありましたら分解経験のある業者にご相談いただくことをおすすめします。
乾燥運転中にエラーが出て止まってしまう、乾燥フィルターに水が溜まるなどの症状がございましたら、ぜひナナチカクリーンサービスまでご相談ください。




